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「みんな一体、何考えてんだ?」 (シリーズ23)

当サイトに寄稿して頂いている「もとくんのお父さん」の「シリーズ23」(下記↓黒字文 )です。

被害者遺族の無念さや心の痛手をお金で解決することは出来ません。
しかし、だからと言って高度障害や死亡事故を起こした医師らを相手に仇打ちやリンチ(私刑)が許されるわけもなく、被害者遺族は医師らの誠実な謝罪と金銭的賠償を受け入れるほか、選択の余地がないのです。
今回の話はそうした被害者遺族の立場を逆手に取る卑劣な行為と言わざるを得ません。検討の真っただ中にある医療事故「無過失補償制度」の在り方にも警鐘を鳴らす事例です。
尚、ここに登場する医師は東京医大病院の医療事故とは無関係です。


参照 「もとくんのお父さん」のホームページ; http://www.geocities.jp/mhr3129/
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寄稿本文↓

「みんな一体、何考えてんだ?」(シリーズ23)


被告の院長が最初に経営していた医療法人と4箇所の産婦人科院は、東京のコンサルティング会社や他の医療法人に売買され、被告に代わってT医師を理事長に立てた、違う医療法人と、違う病院名(S産婦人科院)の看板を掲げて営業していた。そして、被告の院長はそのS産婦人科に勤務していた。

しかし、その4病院のうちの2病院の建物(不動産)が、私以外の多数の債権者に差し押さえられ、競売にかけられることとなった。 これは院長と面会した時、院長が「自宅や医療法人、病院等を譲渡・売却して、2月20日までに賠償金を全額支払う」と言ったことと一致していたが、譲渡・売却した不動産は、いずれ他の債権者らに差し押さえられることは分かっていたはずである。

ならば、院長は最初から俺を騙す気でいたのか!? 私は憤慨した。 そして、ちょうどこの頃から被告院長との連絡が取れなくなった。 私は動産執行等を含め、次の手を弁護士に相談した。 すると弁護士は、「日本医師会に対し、再度、損害賠償金の支払請求をかけませんか? でも、きっと日本医師会は拒否するだろうから、最終的には医師会と裁判になると思うし、保険の請求にも時効があるので、とりあえず内容証明郵便を出しておきませんか?」と返答してきた。 「またそっちの話かい?」私は悲しくなった。

たしかに、損害賠償は金銭賠償が原則であるが、「何処からでも良いから、とにかくお金を回収すれば全て解決する」という考え方は根本的に間違っていることが何故分からないのか? 
逆に、「いくらお金を積まれても、妻の命や、失われた家族の時間と未来は帰ってこない」のだ。 だから、仕方なく賠償金を要求しているのだ。 そして、それを支払わなければならないという、精神的な、肉体的な責務を被告に負わせることによって、その犯した罪を心から反省させ、二度と同じ過ちを繰り返させないようにしようとしているのに、「本人は支払わずに逃げ回っているから、他のところに請求しましょうか」という弁護士の発想が、私には全く理解できなかった。 もしかしたら、「弁護士」という仕事をしているが故に、「物事の本質」や「人の心」というものが見えなくなってきているのだろうか? それとも、家族を亡くした私と子供に対して、少しでも金銭を回収してあげようとしてくれているのだろうか? いずれにしても、被告が支払うべき賠償金を、被告が払いたくないからと逃げ回っているからと言って、他の機関から取り立てるようなことはしたくなかったので、私は弁護士の提案を即刻断り、代わりに、被告院長の豪邸に対し、早急なる動産執行を要求した。

そういえば、現在「無過失補償制度」という、おバカな制度が検討されているらしい。 医療事故が起こった場合、(国が?)数千万円までを被害者遺族に補償する制度だそうだ。 しかし、私にはこの制度の目的と意義が全く分からない。 敢えて言うならば、「国が、医師や病院に代ってまとまったお金をあげるから、被害者諸君は、もうそれ以上文句言わないでね!」という、とんでもない制度だとしか私には思えない。 もし、少しでも真面な考えをするのであれば、まず先に、医療事故が起こったら、公平なる第三者機関がその医療事故の原因を徹底調査し、その医療事故は「本来ならば、命を救えた事例」だったのか、それとも、「不幸にして救えなかった事例」だったのかを検証する。 そして、もし、「本来ならば命を救えた事例」であったとしたならば、交通事故や他の事故と同じように、その過失を犯した人間に対し、相応の処罰を与えるとともに、そのミスの事例を全国の医療機関に公表し、二度と同じような事故が起こらないよう、再発を防ぐ手立てを取るべきだと思う。 そして、損害賠償の話はその後の話なのだ。 それが我々医療事故被害者遺族の願いであるのだ。 何故そんな簡単なことが分からないのだろうか?そうやって考えてみると、この制度が、いかに被害者遺族の心情を無視し、医者や病院側に立った傲慢な制度かが分かるはずである。 しかし、現在の状況ではそのようなことも分からず、医者や国が一方的に決めた制度になってしまう公算が大きいという。 

何故ならば、その制度の検討会には、被害者遺族らが一人も入っていないからである。 結局は、「何処からでもよいから、とりあえずお金を取ってきて渡して、それで全部終わりにしましょうよ!」という、上記の弁護士らの考え方と同じなのだろうか・・・。 あなた方の考え方は、きっと最低最悪である。

もとくんの父(非会員) http://www.geocities.jp/mhr3129/

或る被害者遺族のご投稿(事故調・第三者機関設立を求めて)

或る被害者遺族(非会員)の方から投書を頂きました。東京医大被害者ではありませんが、ご本人の了解を得て原文のまま掲載いたします。ご投稿ありがうございました。
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私は医療裁判の経験者です。56歳の夫は日常生活に不自由のある病人ではありませんでした。内科療法なら亡くなることはなかったのに、3時間半の手術で10日位で退院と勧められ、予防の手術の同意書にサインしたことが今でも悔やまれます。手術した為に重度障害となり死亡しました。

過誤は年間3万件はあるだろうと推定されています。多くの障害者がいる中、表面化されているのは氷山の一角、ほとんどの人が泣き寝入りになっています。裁判しても勝訴できる案件はわずか、二重の苦しみとなっています。私の場合、部分勝訴でしたが全く納得していません。

経験したのは裁判の不条理でした。医療行為を受けた事により急死したり、説明とはまったく違う結果になってしまった時など、被害者は納得いく説明がほしいと思っています。私は病院にカルテ開示を拒否され証拠保全しましたが、カルテ等の改ざんに唖然としました。医療は病院と言う組織の中で閉鎖的であり、事故が起きると隠す、逃げる、ごまかすという体制が出来ています。

事故に対して正直であってほしい、うそをつかない医療であってほしいと思います。それが裁判後、医療の第三者機関の設立を求めて活動をはじめたキッカケでした。
民主党は国の事故調はいらないといっています。院内事故調の充実をはかり、紛争解決をはかればいいということですが、必要なのは真相究明です。透明化され、医療安全に活かされるのです。だからこそ、国に説明を求める必要があるのです。

技術の向上、新薬の開発、医療機器の進歩、医療の発展のうらにはリスクは高まっています。病院には医師が偏在しています。地域によっては病院がなく、必要な医療が受けられません。小児科、産婦人科、外科などリスクの高い科では医師が減少し、看護師も重労働となり不足しています。反面、患者の苦情も増えています。

医療界、法曹界、医療被害者の間に大きなミゾがあります。お互いの信頼関係を築いていく事が医療の崩壊を防ぎ、医療安全につながっていく大きなカギだと思います。ミゾをなくする為にはコミュニケーションが大切です。被害者も医療界、法曹界に理解と協力を求めなければ法制化はむずかしいと思います。まずは被害者の団結です。権力の前には無力であり仕方がなかったとあきらめた人が活動からはなれていきます。裁判で敗訴したのは事故がなかったからではありません。司法で実証出来なかっただけです。

被害者同志の情報公開は必要です。事故から学ぶ、医療安全の精神こそ今後の日本の文化になってほしいと願っています。
二度と私のような不幸がなくなる為にも被害者の皆さんと共に活動を続けたいと思っています。第三者機関の設立を求めて。

(Sさん、女性・非会員)


「性懲りもなく、また逃げた被告」 (シリーズ22)

当サイトに寄稿して頂いている「もとくんのお父さん」の「シリーズ22」(下記↓黒字文 )です。

性懲りもなく逃げ廻る姿は医師のイメージや社会的信用を失墜させ、多くの同業者にとって大変迷惑なことでしょう。一般社会なら彼は「懲戒免職処分」相当で再就職も困難になり、社会的制裁を受けるでしょう。しかし医師の世界はまだまだ甘いようです。尤もこれだけソーシャルメディアが普及すると今まで隠し通せたものも隠せなくなってきました。尚、この事件は東京医大事故とは関係ありません。

参照 「もとくんのお父さん」のホームページ; http://www.geocities.jp/mhr3129/
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寄稿本文↓

「性懲りもなく、また逃げた被告」 (シリーズ22)


私と直接面会し、「もう逃げ回らずに償いをさせて頂きます」と約束し、握手まで交わした院長は、1ヶ月も経たないうちから、性懲りもなくまた裏切り行為を始めた。 私は弁護士を介し、「もし、本当に償う気持ちがあるのならば、謝罪の文書を書いて来るなり、毎月いくらかでも支払わせて頂きます等と言うのが、社会人として、いや人間としての最低の礼儀ではないのか?」と追及するよう指示し、再度院長を弁護士事務所へ呼び出させた。 すると院長は、「賠償金の一括支払いが出来るまでの間、毎月30万円ずつ分割して支払う」という内容の念書を提出してきたという。 しかし、その念書を一目見て、私は「こいつはまた逃亡するだろうな」と思った。 何故なら、その念書はA4用紙に、走り書きのように雑な文章で書かれており、宛名もなく、あまりにもお粗末なものであったからである。 そして、その悪い予感は見事的中した。

院長は、念書を提出した翌月から2ヶ月間だけはまともに賠償金を分割で支払ってきたが、3ヶ月目からは、期日も金額も守らなくなった。 「毎月月末までに支払う・・・」が、連絡もなく平気で翌月に繰り越しとなり、「30万円ずつ支払う・・・」が、何故か20万円になっていたり・・・。 よって、当方の弁護士が、「念書に記載されていることと、約束がちがうんじゃないのか?」と追及すると、院長は、「入金の予定が狂った」とか、「資金繰りが悪くなった」とか、またいつものパターンの言い訳が続くようになり、そして、ついに11月以降は全く支払わなくなった。 さらに翌年になると、院長直通の携帯電話も、勤務先であったS産婦人科院にも全く連絡がつかなくなった。

 院長は、またしても我々を裏切って逃亡したのだ。 そして、院長が経営していた以前の医療法人や病院名を変えて、新しい名前で開院していたS産婦人科院は、たった1年足らずで閉院してしまっていた。 閉院直前に分かったことだが、そのS産婦人科を開院した医療法人は、何故か東京に実在する医療法人であり、そのS産婦人科院の新しい院長(理事長)は、なんと私の妻を帝王切開手術し、院長と一緒に6時間半も妻を放置し、事故後はその産婦人科院を辞めて沖縄に逃げていたT医師だった。 T医師は、被告の院長と一緒に私が個人訴訟を起こしたうちの一人であったが、最終的には「時効」を盾に、必死に罪を逃れた医師であった。 「だからS産婦人科院は、開院から1年間も持たなかったんだ!」と私は納得した。 神様はちゃんと見ておられ!る。 被告の院長も、T医師も、自業自得だと思った。

被告院長の足取りが消えて半年以上が過ぎたが、依然として院長の居場所がつかめなかった。 よって私は弁護士に、「債務不履行で彼を捕まえて欲しい」と言ったが、弁護士からは、「民事の判決は、刑事的な拘束力等は何もありませんし、また、個人的な念書の約束を守らないからといって、債務不履行で捕まえることは無理です。 ならば、未払いの裁判でも起こしましょうか?」と言ってきた。 私はまた「じゃ、私が起こした裁判や、必死の思いで勝ち取った判決って、いったい何の意味があったのですか?」と不満を爆発させ、「あなた方が立会いの下、院長が宣言し、念書を書いて提出してきたのに、それを裏切って逃亡しても、一切何もお咎めなしと言うことは、いったいどういうことなのか? あなた方もバカにされているんですよ! 日本の司法は、弱者や被害者を助けるものではなく、ずる賢い者を助けるように出来ているのですか?」等と怒りをぶつけたが、弁護士には「暖簾に腕押し」で話にならず、もう何を言っても仕方がないと分かったので、「では、また動産執行の手続きを早急にして欲しい。」と指示した。
その当時、院長は未だ百道浜の豪邸に住んでいるとの情報を得ていたので、私は会社の帰りに、院長名義の百道浜の豪邸を何度も調べに行った。 そして、その豪邸には、確かに人が住んでいる形跡があった。 時は、院長と面会し、握手を交わした日から2年近くが過ぎていた。(続・次週)

もとくんの父(非会員)
 http://www.geocities.jp/mhr3129/

Claimを誤訳?(患者の権利法をつくる会設立20周年シンポジウムに参加して)

22日、明大駿河台キャンパスで「患者の権利法をつくる会設立20周年シンポジウム」が開催されました。
約100名の方が参加する中、鈴木利廣明大法科大学院教授の軽妙な司会でパネリストを中心に活発な討議が行われました。
詳細は主催者(患者の権利法をつくる会)のHPで紹介されると思いますが、一つ気になる点がありましたので、この機会に触れてみたいと思います。

会場の方から『資料集の中に「(患者の)苦情の解決を求める権利」という表現が散見されるが患者は苦情ばかり言っている訳ではない。医療安全を願って言っている事も配慮すべきである』と言う主旨の発言がありました。
それに対して「この項はW.H.O.の中から引用?したものである」という説明があったと記憶しています。

W.H.O.の或る資料を見ると確かに「patient claim」という表現があり、仮にそれを引用して「claim」を「苦情」と訳したとするなら大変な誤訳になると思います。
「クレーム」は「苦情」として和製英語化していますが、この場合「苦情」と言う表現は適当ではありません。
claimは「主張」「要求」とその「権利」を意味するものであり「苦情」ではない筈です。
因みに「苦情」なら「complaint」という表現でなければなりません。もちろん「patient complaint」 という表現も無いわけではありません。引用した表現がどちらであるか原文を精査した方が良いと感じました。
会場の発言は『日本語で言う「苦情」と取るのか、或いは「主張すべきことは言う」という欧米型の「主張」と取るか』の問題提起とも考えられます。この違いは医療基本法にとっても重要な意味を持つことになると思います。

「医療事故調査機関設立キャンペーン」活動 〜東京医科歯科大、順天堂大病院前〜

本日、医療事故関係団体共同で「医療事故調査機関設立キャンペーン」の署名・チラシ配布を行いました。
東京医科歯科大、順天堂大病院、調剤薬局前(御茶ノ水駅周辺)という立地条件もあって、悪天候にも関わらず多くの方々が関心を示してくれました。

<お茶の水駅前でPR>   <お茶の水駅前で配布>  <説明を聞く男性の方>
お茶の水3 お茶の水2 お茶の水駅前1

「九電やらせメール」に関するご意見を頂きました

10月20日掲載『九電やらせメール事件で思い出すのは・・・東京医大記者会見』で引き合いに出た「九州電力」についてお二人の方からメールを頂きました。大変興味深いご意見を頂きましたのでご本人の了解を得て掲載させて頂きます。

医療機関(特に大組織の医大病院)が九州電力やらせメール事件を単に対岸の火とみるか、我が身に置き換えてみるか、大変気になるところです。
事実を認めて遺族に謝罪した身内の医師を何と名誉棄損で訴えた驚きの日本医大、隠蔽体質を変えようとした身内医師の活動を報じたテレビ番組を病院に不利なところがあると枝葉末節の部分を取り上げてBPOに訴えた金沢大学・・・先が読めず保身に走った結果が逆に火に油を注ぎ、天唾として戻ってくる事を想定しなかったのでしょうか・・・正に「角を矯めて牛を殺す」行為です。先が読めていないと言う点で九州電力と同じかもしれません。

それではお二人のご意見をご覧ください。

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九州在住Aさんから

私は九州在住の者ですが、九州電力の「やらせメール」について投稿させて頂きます。

まず始めに、この「やらせメール事件」は、関東で騒がれている程、九州では未だそれ程問題にはなっていない気がします。何故ならば、この事件が起こった時は別として、最近は殆どテレビや新聞でニュースになっていない、またはとても小さく扱われているからです。

その背景には、超大物スポンサーである九州電力に対し、テレビ局や新聞社は逆らえない事情があるからだと思います。
このように、九州のような地方都市では、まだまだ官民の癒着、利害関係の癒着はあちこちで見られ、これまでは、強大な権力によって捻じ伏せられてきました。

しかし、今回はこれまでのパターンと少し変わってきたような気がします。
何故ならば、あちらこちらから事件の真相に関する情報が漏れ出してきており、とうとう政府が実態調査に乗り出したからです。九州電力やこの事件に関わった人物は、きっと肝を冷やし「いつ、自分の名前が公表されるのか、どこまでのことを暴露されるのか」と、夜も眠れない日々が続いているのではないかと思います。

これまでニュースや事件の報道は、テレビや新聞等でしか知ることができませんでしたが、昨今のインターネットや携帯端末機器等のIT技術の発展が、この閉鎖的な情報経路を劇的に変えており、これまでの「権力」や「圧力」では抑えが効かなくなってきたことは事実です。

つまり、もう情報を「権力」で制御できなくなってきた訳ですので、悪事に関わった人間たちは、もう無駄な抵抗を止め、素直に事実を告白すべきではないでしょうか。逃げ回れば逃げ回る程、言い訳すれば言い訳する程、世間からの非難は増し、罪がどんどん重くなる。「嘘」を事実にするためには、新たな「嘘」を吐き続けなければならず、その「嘘」は、いつか必ず破綻し、最後には計り知れない地獄を見ることになるのです。

東京医大病院の事故対応のように、「真実」を隠蔽し、「嘘」を「嘘」で固め続けたら、いつか必ず、見るも無残な結果となってしまいます。
以前のように、放送局や新聞社のように情報の発信者は限られていない現代において、「権力で真実を隠しとおす」ことは、もはや不可能に近くなってきています。現に「やらせメール事件」においては、佐賀県知事まで捜査の手が入っており、事件の全容が明らかになるのも時間の問題でしょう。

偽装と隠蔽で自滅していった「吉兆」や「ミートホープ」は典型的な例ですが、「事実」を公表せず、隠蔽し続けた代償は、計り知れないものになることを、世の悪代官たちは肝に銘じ、真実を語るべきだと思います。

(九州在住Aさん、非会員)

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九州出身在首都圏・Bさんから

「玄海原発に関する報道に思う」


地元で九州電力は、文句なしに立派な、権威ある優良会社です。
傘下の下請け会社に対し、あるいは広告の大手スポンサーとして、地元の新聞、TV等のメディアにも睨みが効いている事は、当然でしょう。
やはり生命線といいますか、必要不可欠なエネルギーを握っている会社は強いです。
福岡、佐賀など良くも悪くも保守が強く、接待、コネの世界で、今回のヤラセメールや親派だけのサクラ公聴会等の事案を、なにか異常な事の様に皆騒いでいますが、地元にとりましては別に毎度の事で驚くに当たりません。
選挙や公共工事にからむ談合、賄賂に接待、企業ぐるみのヤラセ、昔と少しも変わっていないなと思いました。

実は私の田舎は、問題の玄海原発から数十キロの距離に位置します。
全国の何処の田舎にも負けないくらい豊かで、美味しいお米や野菜、果物などがとれます。
あそこで今回の福島第一みたいな大事故が起きたら、私の田舎も多分数十年は人が住めない廃墟になってしまいます。
それで今回の件について、田舎の友人達に尋ねてみましたら、誰も危機感を持っていないのが心配です。

問題を整理しますと、やはり日本の政治のあり方に行き着きます。
政治家の官僚による業界のための政治?上手く行っていればいいのですが、今回の様な事態が起きますと責任の所在はどうなるのか?
原子力安全委に保安院、お名前はご立派ですが、絶大な権限を持ちながら、今回の事態を招いた責任は誰にもなし!
勿論危機管理能力もなし。イヤ、万が一の事態に、自分達の保身を計る危機管理能力は大変素晴らしい!

この際徹底的に情報を公開して、感情論ではなく論理的、あるいは合理的な議論を尽くし、方向を決めて起きた結果には皆が責任を負う! という民主主義の基本原則に出来るだけ沿うような努力が必要だと思います。

(九州出身在首都圏・Bさん、非会員)


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