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茨城医療センター保険再指定・見通し立たず

診療報酬不正請求で保険医療を取り消された東京医大茨城医療センターの再指定申請見通しが立たない事が判りました。
関東信越厚生局は「センターの地域医療に対する姿勢に具体性が見えない」としています。

年末年始の病院に注意

年末年始に出勤している医療者に敬意を表するものの、態勢は必ずしも万全と言えません。若い独身医師や研修生が多く、手薄になる場合があります。
入院されている方やご家族の方は年末年始だからと言って遠慮することなく、自分の命は自分で守る強い気持ちが大切です。主治医が休暇中でも緊急の場合は呼び出す勇気を持ってください。一瞬の迷いが生死を分けます。

有名歌舞伎役者の訃報に接して (男性会員寄稿)

中村勘三郎さんが57才と言う若さで肺炎で亡くなったと聞いて驚きました。
最近の統計によると、死亡原因の第3位が「肺炎」になったと聞きます。
突発性難聴で半年の休養、がんの治療の後の肺炎、免疫力の低下による肺炎と決めつけては間違いでしょうか?
57歳の若さで著しい免疫力の低下はどこから来たのか?1年前の突発性難聴の治療時(ステロイド系などの複数の強いクスリ服用が浮かびます)以来の副作用によるものと容易に想像できます。

「3:11」の五日前の3月6日に、旭川大名誉教授・山本克郎先生のお話を東京で伺う機会がありました。医療関係従事者の参加者が多い会場でのことです。
先生は、「災害は必ず来るのです、密集した大都会に、100mを越す高い建物が1,000棟もある、そんなところに平気でいる、何か大事なものが『鈍く』なっていませんか?『麻痺』していませんか?」と問うたのです。
その五日後に3:11はありました。

医学は進歩しているかのように言われている。新しいクスリも設備も続々開発されている。医者の数も年々増えている。それなのに「病人は減りましたか?」「医療費は減少しましたか?」
否、逆に病人は増え続けて、医療費は年々1兆円規模で増え続けている。これを「おかしいと思いませんか?」と山本先生は再び問うたのでした。

考え得る最上の医療をもってしても57歳で他界した国宝級の歌舞伎役者、しかし本当に考えうる最高の医療だったのか? そんな疑問を医療に携わる方々の中で考えた方はいないのだろうか?
 何故なら、発達した医療技術、素晴らしい新薬、優秀な医師の増加があるのに病人が増え続けて医療費が嵩み続けている実態に何の違和感も持たず「鈍く」「麻痺」しているとすれば、この先待っているのは何なのか?
医療費の際限のない増大(毎年1兆円規模の増大)は、単に消費税を際限なくアップしたら、解決するほど簡単ではありません。

WHOの発表によると、感染症以外の生活習慣病での死亡者が全体の70%と聞きました。
予防医学に力を注げば、医療費は1/10で済むとの試算と聞きました。
高い志をもって医師になった方ばかりだと思います。消費税論議には社会保障や医療がこのまま推移したら(対症療法のままならと置き換えてもよい)消費税はいくらあっても足りないと言います。「病人が出たら対処する」から「病人を作らない」へシフトしない限り、未来は開けて来ないと断言できます。
医は算術と称し医療従事者は患者を共犯者に仕立てて保険を食い物にし続けるか? 「保険を食い物に!」なんて思っていないとしても実態がそうなっていることに敏感になってもよいのでは?と思うのです。

医療事故の根源は、山本先生が仰るところの「鈍さ」「麻痺」に由来している、言い換えれば人間性やモラルが問われていると思わざるを得ません。
農家は、農薬いっぱいの見てくれの良い野菜を作るが、自家消費するのは見てくれを気にしない減農薬野菜だそうです。
医師は、ご自身の体調不良には、薬の利用は最小限にするが、患者には遠慮なく投与するなどと言うことが巷では実しやかにささやかれています。
薬害はエイズだけではありません、日常茶飯事のこと、日本列島をクスリ漬けにしている、その被害者が少なくないことを知らないはずがありません、法的に犯罪者にならないと言うだけのことであって、それをいいことに…となります。

良心的な医師ならだれでも感じていることではないのでしょうか。
充実した保険制度が、無秩序な医療の温床になっていると言う考えもあります。もしそうだとすれば、それは医療従事者だけでなく患者にも責任の一端はあるでしょう。
しかし、患者側は受け身にならざるを得ません。指導的立場であるはずの医療従事者のモラルの向上が無ければ、やがて保険制度も消失することになります。
その心が改まらなければ根本的に医療事故は無くならないでしょう。
患者が自分の健康に責任を持ち、医療従事者がモラルを高めたとき、新しい時代が始まると期待します。
そう言った改まった世界でなら、勘三郎さんの訃報は無かったのではと思う次第です。
(男性会員)


関連ブログ
http://blog.goo.ne.jp/urara-30/c/f7955c30957401cd9c0213d7bd08dd58

問題の医師は東京医大病院・泌尿器科にいます

東京・江戸川病院が生体腎移植を行うための施設要件である「移植に携わる常勤医2名」を満たしておらず、別の医師の名前を無断で借用し、移植手術を行っていた(週刊文春取材)とされる問題の医師は、現在、東京医大病院泌尿器科に在籍しています。
このような疑いをもつ医師を雇い続ける東京医大の体質は、同大茨城医療センターの保険不正請求問題と同じです。
仮に、生体腎移植手術の件数稼ぎのために同医師を置いているとするなら、八王子医療センターの大量早期死亡事件を生んだ生体肝移植と同じような経緯をたどるでしょう。早急に査問委員会などを開き、対処すべきです。

この度、東京医大病院の泌尿器科で受診している患者さんへ注意を促すため、告知することにしました。

ブログ開設・二年間を顧みて

「東京医大被害者遺族ネット」(会員名・会員数非公開)を立ち上げて2年が経過しました。
発足時に開設したブログのアクセスも、その後、首都圏から全国へ拡大し、ランキングがベストテン(Dtiblog)に入る勢いです。
最近はブラウザーもPC用からタブレット、スマートフォンへ急拡大しております。
皆さんがどのような事に関心を持たれているかアクセス内容を解析しながら更に充実を図って参ります。(編集記)

診療報酬不正請求の再発防止策の実施状況(東京医大公式発表)

先月末、東京医大は茨城医療センターの診療報酬不正請求に関する公式見解をHP(下記URL)に掲載しました。
しかし、この事件は同大「再生委員会報告書」(平成23年3月、下記URL)で既に取り上げられていました。
「再生委員会報告書」作成中、東洋経済が不正請求を報じていたにも関わらず、報告書に「不正」と明記せず、「診療報酬請求要件が満たされていなかった」という表現にとどめ、僅か1ページにも満たない文で幕引きを図った印象があります。
ようやく厚労省の処分が出て公知となり、已む無く「不正」を認めざるを得なくなったと受け取られても致し方ありません。
私たちは大学が単にコンプライアンス、ガバナンスを唱えるだけでなく、実効性のある自律活動を望んでいるのです。それなくして医療事故の真の原因究明や再発防止は有り得ません。 (編集記)


「診療報酬不正請求の再発防止策の実施状況について」(平成24年11月)
http://www.tokyo-med.ac.jp/news/20121128.html


「学校法人東京医科大学再生委員会報告書」13頁目(平成23年3月)
http://www.tokyo-med.ac.jp/news/saisei-110331.pdf

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