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3月1日から東京医大・茨城医療センター・保険医療機関再指定へ

診療報酬8300万円を不正に請求し、保険医療機関指定を取り消された東京医大・茨城医療センターに対し、厚生労働省関東信越厚生局は3月1日から再指定すると本日発表。
これに先立つ前日の諮問会は異例の長時間を費やし、漸く合意に達したもの。

削減する診療科:神経科/呼吸器科/消化器科/心臓血管外科/歯科
その他・詳細問い合わせ先:
厚生労働省関東信越厚生局・茨城事務所 029-277-1316

専門医の再教育

2月9日付の朝日新聞「私の視点」のオピニオンをご紹介します。
130209朝日新聞_専門医 

「同一の心臓外科医の手術を受けた患者が相次いで死亡した」と書かれていますが、当事者としては、専門医資格や施設基準その公開性に深く関心を寄せています。
2002-2003年の東京医大での心臓手術の連続死亡を機に、心臓血管外科専門医の認定が3学会連携して取り組まれました。
その後、2010.4に日本外科学会と関連する9学会の連携の下で、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が設立され、2011.1から手術・治療症例の登録が実施されています。
症例数の登録が義務づけられ、専門医更新の基準が統一されたことは、日本の医療の質を大きく向上させるものと感じます。

専門医制度に関連してもう1つ案内です。
この制度作りに貢献された、高本眞一氏の研究班による報告が2月23日(土)に開催されます。
先日高本氏にお目にかかる機会がありました。
豪快さとしなやかさを感じる人柄でした。
これからの医療安全を牽引されるリーダーのお一人と思います。
以上 世話人 川田綾子

− 医療事故における行政指導と再教育 −
   厚生労働科研高本班研究報告 

日時 2013年2月23日(土)13:30〜17:00 
場所 東京大学 伊藤国際学術研究センター
(東大・本郷キャンパスの赤門から入門後すぐ右の建物)
詳しくは添付の資料をご覧下さい。
130223診療関連死研究シンポ

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死者からの手紙「東京医大カテーテル誤挿入事件」顛末記その4(内部告発2)

昨年11月17日に続き、私の医療事故に関わる「内部告発2」をお話しましょう。

この「内部告発」文は東京医大病院の或る外科医から私の家族に封書(平成20年3月8日・新宿北消印)で送られたものです。

これによりますと、事故当時の責任者(内部告発文に実名・役職記載)は会合で「あんなの、どうってことないよな」(原文のまま)と事故の責任も重大さも気にかけず、事なかれ主義と隠蔽体質で時間の経つのをただ待っていた、とのことです。
そして事故原因の徹底究明もせず、家族から要求された形だけの委員会を開いてお茶を濁した、とも書かれています。

この人(責任者)の事なかれ主義と隠蔽体質、無責任な態度は院内で噂になっていたそうですが、要職にあったので誰も公には口に出来なかった、とのことです。
そして私の医療ミスは、周囲がこの人の力を恐れて真相は不透明のまま隠蔽されて終わらされ、彼の影響力は消化器外科(第三外科)のみならず、CVカテーテル誤挿入を起こした麻酔科にも及んだ、と書かれています。そう言えば事故後、麻酔科の助教授はどこか脅えてみえました。

私の事故発生から5年が経過(内部告発文の投函時期)しでも彼は依然として力を持ち続け、事なかれ主義と隠蔽体質は今も変わっていないと書かれていました。
彼は後に定年で主任教授を外れたそうですが、その後も理事の地位に居座り続けたそうです。

そして「内部告発」文を送ってきた外科医は、こうした東京医大病院の雰囲気に嫌気が差して病院を去った、と書き添えてきました。
学び舎に誇りも持てず、院内の雰囲気も変えられず、このような気持ちで去らなければならなかったのは残念ですね。

どこの大学病院もこんな雰囲気なのでしょうか?そしてこの責任者は内部告発した投稿者探しに躍起になるのでしょうか?それとも投稿した医師を「あんな奴、どうってことないよな」と言って嘯くのでしょうか?

では、今日はこの辺にしておきましょう。(続く)

死者からの手紙・顛末記その4

厚労省「第10回医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会(医療事故調)」の様子 <速報>

標題の件について、CBニュースを含めコメントが掲載されたブログがありますのでリンクさせていただきます。
リンク先;http://blog.goo.ne.jp/urara-30

厚生労働省「医療事故調」検討部会・雑感

2月7日(木)厚労省で「第10回医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会」が開催される。この機会に前回(第9回)の検討部会を顧みたい。

消費者庁の女性職員(参考人)が「消費者庁では医療事故も調査対象とする」と、その背景と仕組みを説明した。
しかし、構成委員の中にどうみてもこの事実を全く知らなかった委員が複数人はいた、と思われる。消費者庁への質問が初歩的過ぎたからだ。不勉強である。
挙句の果てに「なぜ消費者庁が説明に来たの?」と珍問が出る有様。
厚労省から「あなた達が聞きたいと言うから呼んだ」と言われ、失笑を買う場面も見られた。そして各委員から質問を受ける消費者庁・女性職員の回答の切れ味ばかりが目立つ検討部会になってしまった。

あれから数ヶ月・・・ここに来て医療側から出るわ出るわ・・・「第三者事故調設立」を拒もうとする「院内事故調」案が少なくとも三つ・・・「OO構成員私案」「四病協案」「医学部長病院長案」・・・節操も無くバラバラと・・慌てぶりを露呈した形だ。付け焼刃案は逆効果だ。

2月7日の検討部会はどうなるやら??・・。
中には民主党の元厚労族議員(医師、落選)の後押しを得た構成員もいる。しかし、民主党の医師議員(参院を除く)は昨年末の衆院選で全滅してしまった。自民党政権になって厚労省役人の姿勢も当然変わる。機を見るに敏なり・・潮目が変わるかも知れない。(会員)

東京医大茨城医療センター・規模縮小へ

診療科、入院規模を縮小する方向で立て直しを図る計画です。
診療科を2割減らし、入院規模(床数)も3/4に縮小するとしていますが、保険医療の再指定見通しは依然不明です。
現在、診療を受けている患者さんは自分の診療科が継続されるかどうか病院に確認し、早めの措置を行うよう心がけてください。自分の健康は自分で守ることが大切です。