< 2017年04月 |  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  | 2017年06月 >
Home  > 寄稿 >  死者からの手紙「東京医大カテーテル誤挿入事件」顛末記その4(内部告発2)

死者からの手紙「東京医大カテーテル誤挿入事件」顛末記その4(内部告発2)

昨年11月17日に続き、私の医療事故に関わる「内部告発2」をお話しましょう。

この「内部告発」文は東京医大病院の或る外科医から私の家族に封書(平成20年3月8日・新宿北消印)で送られたものです。

これによりますと、事故当時の責任者(内部告発文に実名・役職記載)は会合で「あんなの、どうってことないよな」(原文のまま)と事故の責任も重大さも気にかけず、事なかれ主義と隠蔽体質で時間の経つのをただ待っていた、とのことです。
そして事故原因の徹底究明もせず、家族から要求された形だけの委員会を開いてお茶を濁した、とも書かれています。

この人(責任者)の事なかれ主義と隠蔽体質、無責任な態度は院内で噂になっていたそうですが、要職にあったので誰も公には口に出来なかった、とのことです。
そして私の医療ミスは、周囲がこの人の力を恐れて真相は不透明のまま隠蔽されて終わらされ、彼の影響力は消化器外科(第三外科)のみならず、CVカテーテル誤挿入を起こした麻酔科にも及んだ、と書かれています。そう言えば事故後、麻酔科の助教授はどこか脅えてみえました。

私の事故発生から5年が経過(内部告発文の投函時期)しでも彼は依然として力を持ち続け、事なかれ主義と隠蔽体質は今も変わっていないと書かれていました。
彼は後に定年で主任教授を外れたそうですが、その後も理事の地位に居座り続けたそうです。

そして「内部告発」文を送ってきた外科医は、こうした東京医大病院の雰囲気に嫌気が差して病院を去った、と書き添えてきました。
学び舎に誇りも持てず、院内の雰囲気も変えられず、このような気持ちで去らなければならなかったのは残念ですね。

どこの大学病院もこんな雰囲気なのでしょうか?そしてこの責任者は内部告発した投稿者探しに躍起になるのでしょうか?それとも投稿した医師を「あんな奴、どうってことないよな」と言って嘯くのでしょうか?

では、今日はこの辺にしておきましょう。(続く)

死者からの手紙・顛末記その4


▲page top