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NHK「視点・論点」を見て改めて思うこと (寄稿−3)

2万人という犠牲者の数に驚きました。

これまで有効な手立てがなされて来なかった行政側の責任に例えようのない落胆と悲しみを覚えます。統計学的にはもっと多いという説もあります。
交通事故による犠牲者の数倍というこの驚くべき事実はネットやマスメディアを通してもっと公表されるべきだと思います。

事故調査の為の第三者委員会の設置に関して、医療に携わる方の協力は当然必要です。
立場や利害を超えて何とか医療事故を無くしたいという思いが委員の方全員にあれば解決できると思います。
一方で危機管理の専門家の参加も是非必要です。医療のExpertだけでSystematic Errorは解決困難です。現に事故が後を絶えません。

「免責」はICAOの規定やNTSBによる航空事故調査の基本方針です。しかし調査報告書は公表されます。従って本邦の場合、認定された事実は訴訟(被害者告訴〜起訴、民事提訴など)になれば法廷に提示されます。
その上で個人の刑事責任が問えるか?、個人や組織の民事責任が問えるか?それは司法の判断です。
広く長いSpanで物事をみた場合、機能を果たせる第三者委員会の設置によって医療機関自体も恩恵を受けるでしょう。

英国の作家Samuel Smilesの名句「天は自ら助くる者を助く!」は長年私の脳裏から離れなかった言葉です。最近になって知ったのですが、彼は医師でもありました。
(投稿 : 非会員、男性、航空業務担当)

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